投資信託・ロボアドバイザー

債券ファンドとは?金利が上がると価格が下がる理由を初心者向けに調べてみた話

こんにちは、まゆです。投資信託を調べていると、「株式型」のほかに、「債券型」という名前の商品が出てきます。

債券は、株より安全そう、というイメージがありました。でも、調べてみると、債券ファンドにも値動きがあり、元本割れすることもあると知りました。

今回は、債券ファンドの仕組みと、注意したい点を整理します。特定の商品をすすめるものではなく、基本の考え方の紹介です。

債券は「お金を貸す」ことで利息をもらう商品

債券は、国や企業が、お金を借りるために発行する証券です。債券を買うことは、その国や企業にお金を貸すことにあたります。

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貸したお金には、決まった時期に利息が支払われ、満期になると元本が戻ってきます。この「決まっている」ところが、株との大きな違いです。

債券ファンドは、そうした債券を、たくさん集めて運用する投資信託です。

金利が上がると、債券の価格は下がる

ここが、いちばん分かりにくいところでした。ポイントは、「すでに持っている債券の魅力が、相対的に下がる」ということです。

金利の動き すでに持っている債券の価格 理由
上がる 下がりやすい 新しく出る債券のほうが、利息が高くて魅力的になる
下がる 上がりやすい 持っている債券の利息のほうが、相対的に魅力的になる

身近な例で考えると、預金金利が上がったとき、昔の低い金利の預金はもったいなく感じる、というイメージです。

債券ファンドの価格が動く理由

債券ファンドは、満期のない投資信託の形で売られています。そのため、満期まで持てば元本が戻る、というわけではありません。

金利の変動で、組み入れている債券の価格が変わり、基準価額も上下します。金利が上がる局面では、基準価額が下がることがあります。

加えて、一般に、満期までの期間が長い債券ほど、金利の変動の影響を受けやすいと言われます。

債券ファンドの主なリスク

  • 金利変動リスク(金利の上下で価格が動く)
  • 信用リスク(発行体の経営が悪化し、利息や元本が支払われなくなる)
  • 為替変動リスク(外国の債券の場合、円との為替相場で価値が動く)
  • 流動性リスク(売りたいときに、希望の価格で売れない)

特に、外国の債券を組み入れた商品は、為替の影響を大きく受けます。為替ヘッジの有無については、投資信託の「為替ヘッジあり・なし」の違いで詳しく書いています。

利回りが高い債券ファンドは、信用リスクが高い債券を含んでいることもあります。数字だけで選ばないことが大切です。

株式ファンドとの違い

項目 債券ファンド 株式ファンド
値動きの傾向 一般的には、株式より小さいと言われる 債券より大きくなることが多い
主な収益源 利息、価格の変動 価格の変動、配当
元本割れ あり あり

「値動きが小さい」といわれていても、元本割れしないわけではありません。ここを勘違いしやすいので、私は特に気をつけています。

資産の組み合わせを考えるときは、ロボアドバイザーと投資信託、リバランスの違いの記事も参考になります。

商品を見るときの確認ポイント

債券ファンドを見るときは、目論見書の「投資対象」と「主なリスク」の欄を確認します。国内か海外か、国債か社債か、で性格が大きく変わります。

月次レポートには、組み入れ債券の種類や、償還までの平均期間などが載っています。読み方は、投資信託のベンチマークとは?の記事でも触れています。

最終的な判断は、ご自身の目的と期間に合わせて行ってください。

具体的なイメージを持つために

債券ファンドの名前を見ても、中身が想像しにくいことがあります。「国内債券」「外国債券」「社債」といった言葉は、投資先を表しています。

たとえば、国内の国債を中心に組み入れる商品と、外国の社債を多く組み入れる商品では、リスクの種類も、大きさも異なります。

商品を見るときは、名前だけで判断せず、目論見書で、実際の組入内容を確認する習慣をつけたいと、私は思っています。

私の学び

最初は、債券は「安全な預金に近いもの」と思っていました。でも、値動きの仕組みを知ってから、リスクの種類を分けて考えるようになりました。

「安全」「危険」という二択ではなく、どんなリスクがあるのかを知ることが大切だと、今は感じています。

投資信託は、元本が保証されている商品ではありません。無理のない金額で、慎重に検討してください。

よくある疑問

Q:債券ファンドは、元本割れしませんか?

A:元本割れする可能性があります。金利の変動や、発行体の信用悪化などで、基準価額が下がることがあります。

Q:債券ファンドは、株式ファンドより安全ですか?

A:一般には、値動きが小さい傾向があると言われますが、安全とは言い切れません。種類によって性格が違います。

Q:金利が上がると、必ず基準価額は下がりますか?

A:下がりやすい傾向がありますが、他の要因もあり、必ずとは言えません。

まとめ

債券ファンドは、債券をまとめて運用する投資信託で、金利の変動で価格が動きます。

金利が上がると、すでに持っている債券の価格は下がりやすくなります。

信用リスクや為替リスクもあり、元本割れの可能性があります。内容を理解したうえで、ご自身の判断で検討しましょう。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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