こんにちは、まゆです。投資信託の資料を読んでいると「ベンチマーク」という言葉がよく出てきて、最初は基準価額と同じ意味だと思い込んでいました。
結論からいうと、ベンチマークとは、その投資信託が運用の目安にしている指数のことです。基準価額とはまったく別の意味を持つ言葉です。
ベンチマークと基準価額の違い
基準価額は、その投資信託そのものの値段(1口あたりの値段)です。一方ベンチマークは、運用の成果を比べるための「ものさし」として設定される指数を指します。

たとえば日本株に投資する投資信託なら、日経平均株価やTOPIXがベンチマークとして設定されることがよくあります。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 基準価額 | 投資信託そのものの値段(1口あたり) |
| ベンチマーク | 運用成果を比べるための目安となる指数 |
インデックスファンドは、このベンチマークにできるだけ近い値動きを目指して運用される投資信託です。一方アクティブファンドは、ベンチマークを上回ることを目指して運用されます。
私がベンチマークを意識した話
私は投資信託の目論見書を読んでいて、「ベンチマーク:TOPIX(配当込み)」という表記を見つけ、最初は何のことかわかりませんでした。
調べてみると、この投資信託の運用成績がTOPIXと比べてどうだったかを確認する目安になる、ということがわかり、見方が少し変わりました。
それ以来、月次レポートを見るときも、基準価額の動きだけでなくベンチマークとの比較がどうなっているかをあわせて見るようにしています。
ただし、ベンチマークを上回ったからといって、将来も同じ結果になるとは限りません。あくまで過去の運用実績を確認する一つの材料として見るようにしています。
豆知識:ベンチマークが無い投資信託もある
すべての投資信託にベンチマークが設定されているわけではありません。独自の運用方針を持つファンドの中には、特定の指数をベンチマークとしないものもあります。
ベンチマークの有無や種類は、目論見書や月次レポートに記載されています。気になる投資信託があれば、まずそこを確認してみるとよいと思います。
複数のベンチマークを持つ投資信託もある
海外の株式や債券など、複数の資産に分散投資する投資信託の中には、資産ごとに異なる指数を組み合わせた「合成ベンチマーク」を設定しているものもあります。
このタイプの投資信託は、単一の指数と比較するよりも、その投資信託の運用方針そのものに合わせたものさしが用意されている点が特徴です。
インデックスファンド以外にも関係する言葉
ベンチマークという言葉は、インデックスファンドだけでなく、アクティブファンドの実績を語るときにも使われます。幅広い場面で出てくる基本用語だと捉えています。
ベンチマークを知って投資信託選びが変わった話
以前の私は、過去の運用成績のグラフだけを見て投資信託を選んでいました。今はそのグラフがベンチマークと比べてどうだったのかもあわせて確認するようにしています。
同じような値動きのグラフでも、ベンチマークを上回っているのか、ただ市場全体が伸びていただけなのかによって、受け取り方が変わってくることに気づきました。
私が月次レポートを見る習慣をつけた話
ベンチマークの意味を知ってから、毎月ではなくても、数か月に一度は保有している投資信託の月次レポートに目を通すようにしています。
最初は数字の羅列にしか見えませんでしたが、ベンチマークとの比較グラフを見る習慣がつくと、今の運用状況を感覚的につかめるようになってきました。
わからない専門用語が出てきても、焦らず一つずつ調べる。この積み重ねが、投資信託に対する漠然とした不安を減らしてくれたと感じています。
よくある疑問
Q. ベンチマークを上回っていれば良い投資信託といえますか?
A. 過去の実績の一つの見方にはなりますが、将来の成果を保証するものではありません。コストや運用方針もあわせて確認することをおすすめします。
Q. ベンチマークはどこで確認できますか?
A. 目論見書や運用報告書、月次レポートに記載されています。証券会社の商品ページで確認できる場合もあります。
Q. インデックスファンドとアクティブファンド、どちらがいいですか?
A. それぞれ目的や特徴が異なります。コストや運用方針を比較したうえで、自分の考え方に合うものを選ぶことが大切です。
Q. 合成ベンチマークとは何ですか?
A. 複数の資産に分散投資する投資信託で、資産ごとの指数を組み合わせて作られるベンチマークのことです。運用方針に合わせて設定されています。
まとめ
ベンチマークは、投資信託の運用成果を確認するための「ものさし」です。基準価額との違いを知っておくと、資料を読むときの理解がぐっと深まります。
私自身、言葉の意味を一つ知るだけで投資信託の見方が変わった経験があります。わからない言葉はそのままにせず、少しずつ調べていきたいと思っています。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。