成長投資枠は「つみたて投資枠でカバーできない部分」を補う枠
こんにちは、まゆです。NISAの成長投資枠で何を買うか迷ったら、まずは「つみたて投資枠でカバーしきれない部分を補う」という考え方で選ぶのがおすすめです。
つみたて投資枠は金融庁の基準を満たした投資信託に限定されていますが、成長投資枠は個別株やETF、より幅広い投資信託にも投資できます。

私が最初に悩んだポイント
つみたてNISAで全世界株式のインデックスファンドをコツコツ積み立てていた私は、成長投資枠が使えるようになったとき、正直何を買えばいいのか分かりませんでした。
「せっかく非課税枠が広がったのだから、もっと積極的にリターンを狙うべきなのでは」と思い、値動きの荒い個別株に手を出しかけたのですが、家計への影響を考えて一度立ち止まりました。
選ぶときに整理した3つの基準
結局、私は次の3つの基準で成長投資枠の使い道を整理しました。
1つ目は「つみたて投資枠と同じ商品を買わない」ことです。同じインデックスファンドを両方の枠で買っても分散効果は増えないので、成長投資枠では別の資産クラスを検討することにしました。
2つ目は「値下がりしても生活に影響が出ない金額にとどめる」ことです。成長投資枠は個別株などリスクの高い商品も選べる分、失っても困らない範囲の金額に収めるようにしています。
3つ目は「配当金や株主優待などNISAならではの恩恵が生きる商品を選ぶ」ことです。配当金や分配金は本来課税対象ですが、NISA口座内であれば非課税で受け取れるため、高配当株やJ-REITとの相性が良いと感じています。
選択肢ごとの特徴を整理すると
| 選択肢 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 個別株(高配当株など) | 配当金が非課税で受け取れる | 値動きを追う余裕がある人 |
| アクティブファンド | つみたて投資枠の対象外の商品も選べる | 特定のテーマに投資したい人 |
| ETF・REIT | 分配金が非課税、少額から分散できる | 個別株より手軽に分散したい人 |
NISA以外の非課税メリットも意識する
成長投資枠で個別株やJ-REITを選ぶ場合、配当金・分配金の受け取り方式にも注意が必要です。証券会社によっては「株式数比例配分方式」を選んでおかないと、NISA口座で買った株の配当金まで課税されてしまうことがあります。
私も最初は受け取り方式の設定を知らず、特定口座に配当金が振り込まれて課税されていたことに後から気づきました。設定は証券会社のマイページから簡単に変更できるので、成長投資枠で配当狙いの商品を買う前に必ず確認しておきたいポイントです。
私が実際に選んだもの
悩んだ結果、私は成長投資枠でJ-REIT(不動産投資信託)を少額から買うことにしました。つみたて投資枠の株式インデックスとは異なる値動きをする資産を組み合わせることで、資産全体の分散を意識した形です。
個別株にはまだ踏み出せていませんが、家計に余裕が出てきたら高配当株にも挑戦したいと思っています。焦らず、自分が納得できる基準で少しずつ広げていくつもりです。
よくある疑問
Q. 成長投資枠だけ使ってつみたて投資枠は使わなくてもいい?
A. 両方使うかどうかは自由ですが、長期の積立効果を活かすならつみたて投資枠も活用したほうが分散しやすくなります。
Q. 成長投資枠で買った商品はいつでも売却できる?
A. いつでも売却可能です。ただし売却した分の非課税枠が復活するのは翌年以降になります。
Q. 成長投資枠の年間上限額はいくら?
A. 年間240万円です。つみたて投資枠(年間120万円)とあわせて、生涯非課税保有限度額1,800万円の枠内で管理されます。
Q. 配当金の受け取り方式はどこで確認できる?
A. 証券会社のマイページの「配当金受取方法」といった設定画面から確認・変更できます。
Q. 成長投資枠を使わずつみたて投資枠だけでもいい?
A. 問題ありません。無理に使い切る必要はなく、家計や目的に合わせて使う範囲を決めれば十分です。
Q. J-REITとETFの違いは?
A. J-REITは不動産に投資する商品、ETFは株価指数などに連動する上場投資信託で、対象とする資産が異なります。
まとめ
成長投資枠は、つみたて投資枠でカバーできない資産クラスを補う枠として考えると選びやすくなります。同じ商品を重複させない、失っても困らない金額にとどめる、非課税の恩恵が生きる商品を選ぶ、という3つの基準を参考にしてみてください。焦って商品を決めず、自分の家計と相談しながら少しずつ広げていくくらいでちょうどいいと感じています。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。