こんにちは、まゆです。投資信託を持っていると、「もし急にお金が必要になったら、すぐ現金にできるのかな?」と考えることがあります。
株のように、売ったその日に入金されるイメージを持っていたのですが、どうやら違うようです。
今回は、投資信託を売却してから入金されるまでの流れと、日数の考え方を整理します。商品ごとに条件が違うため、最終確認は目論見書や各社の案内で行ってください。
売却の流れは3ステップ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 1.売却の注文 | 換金したい口数や金額を指定して注文する |
| 2.約定 | 注文した日の基準価額で、売却価格が決まる |
| 3.受渡 | 約定日の数営業日後に、代金が口座に入る |

注文してから、売却価格が決まるまでのしくみは、購入は「いつの基準価額」で決まる?で説明している購入の場合と考え方が似ています。
入金までの日数は商品で違う
代金が入る日は、約定日から数営業日後が目安ですが、商品によって異なります。投資先の資産の種類(国内か海外かなど)によって差が出ることがあります。
一般に、海外の資産を多く含む商品は、現地の市場の休みなどの影響で、日数が長くなる傾向があります。
正確な日数は、目論見書の「換金代金」の欄に記載されています。商品を買う前に、一度確認しておくと安心です。
土日や祝日は営業日に含まれないため、連休をはさむと、さらに日数がかかります。
急な出費に備えるなら
数日〜1週間以上かかる場合があるため、すぐに現金が必要な出費には間に合わないことがあります。
私は、生活費の数か月分を「生活防衛資金」として、預金に分けて置いています。投資信託を、そうした急な出費の備えにはしないためです。
基準価額が下がっているときに、やむなく売却せざるを得なくなる事態を避ける意味もあります。
換金のタイミングと費用
- 売却時に信託財産留保額がかかるファンドがある
- 売却益が出たときは、課税口座では税金がかかる
- NISA口座での売却は、非課税枠の復活が翌年以降
費用については信託財産留保額とは?、NISAの枠の扱いはNISAで売却したら非課税枠はいつ復活する?で詳しく説明しています。
売却益に対する税金の扱いは、口座の種類で変わります。確定申告の要否は投資信託の税金、確定申告は必要?を参考にしてください。
具体例:売却から入金までのカレンダー
例えば、ある月曜日に売却の注文を出したとします。受付時間内であれば、その日の基準価額で売却価格が決まることが多いです。
| 日 | できごと(例) |
|---|---|
| 月曜日 | 売却を注文 |
| 火曜日〜 | 基準価額の確定・手続き |
| 数営業日後 | 代金が口座に入金 |
ただし、これは一例です。入金日は商品ごとに決まっており、祝日をはさむと遅くなります。
特に、年末年始やゴールデンウィークなどの連休前後は注意が必要です。連休明けの入金になると、予定していた支払いに間に合わなくなるおそれがあります。
私は、予定している大きな支払いの2週間前までには、必要な額を現金で用意しておくようにしています。
「すぐ現金化できる」わけではない理由
投資信託は、市場で売買する株とは違い、投資先の資産を売却して現金にする作業が必要です。そのため、入金までに日数がかかります。
大量の解約が集中した場合などに、一時的に受け付けが制限される例も、まれにあります。目論見書の「換金制限」の記載も、一度確認しておきたいところです。
価格の変動で、売却した金額が購入した金額を下回ることもあります。換金のタイミングは、余裕を持って考えましょう。
私が決めている売却前の確認リスト
売却を考えたら、まず目論見書で日数を確認し、必要な日からさかのぼって注文するようにしています。
次に、売却の理由を紙に書きます。値下がりして不安だからという理由だけでなく、本当にお金が必要なのかを確認するためです。
値動きは誰にも予測できません。計画的に売却できるよう、日数と費用を知っておくことが大切です。
よくある疑問
Q:売却した当日に入金されますか?
A:当日の入金は一般的ではありません。約定日から数営業日後に入金される商品が多いです。
Q:日数はどこで確認できますか?
A:目論見書の「換金代金」の項目や、証券会社のファンド情報ページで確認できます。
Q:売却の注文は取り消せますか?
A:約定前なら取り消せる場合がありますが、締切時間を過ぎると取り消せないことがあります。証券会社の案内で確認してください。
まとめ
投資信託は、売却の注文後、約定日の数営業日後に代金が入金されます。
日数は商品によって異なり、海外資産を含む商品は長くなる傾向があります。
急な出費には預金で備え、元本割れの可能性がある投資信託とは分けて考えましょう。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。