投資信託・ロボアドバイザー

アクティブファンドとは?インデックスとの違いと信託報酬のコスト差

こんにちは、まゆです。

投資信託を調べていると、「アクティブファンド」という言葉によく出会います。インデックスファンドと何が違うのか、私も最初はよく分かりませんでした。

結論から言うと、アクティブファンドは、運用の専門家が独自の分析で銘柄を選び、指数(市場の平均)を上回る成果を目指す投資信託です。指数と同じ値動きを目指すインデックスファンドとは、運用の考え方が大きく違います。

アクティブファンドとインデックスファンドの違い

項目 アクティブファンド インデックスファンド
運用の目的 指数を上回る成果を目指す 指数と同じ値動きを目指す
銘柄の選び方 運用担当者の分析・調査で選ぶ 指数に合わせて機械的に組み入れる
信託報酬(目安) 高めの傾向(年1〜2%程度のものも) 低めの傾向(年0.1〜0.3%程度のものも)
運用成績 指数を上回る年も下回る年もある 指数に近い成績になる

信託報酬の数字はあくまで目安で、ファンドごとに違います。アクティブは分析や調査にコストがかかるため、信託報酬が高めに設定されるのが一般的です。

長い期間で見ると、指数に届かないアクティブファンドが多いことを示すデータもあります(S&P Dow Jones Indicesの「SPIVA」レポートなど。対象の市場や期間で結果は変わります)。ただし、コストに見合う成果が出るかは、商品ごとに差があります。

私がアクティブファンドを検討したときの話

つみたてNISAでインデックスファンドの積立に慣れてきたころ、「もっと積極的にリターンを狙いたい」と思って、アクティブファンドを調べたことがあります。

候補のファンドの目論見書を見て、驚きました。信託報酬が、インデックスファンドの10倍以上だったんです。

過去の運用実績を見ると、好調な時期もあれば、指数を下回る時期もありました。結局、コストと成果のバランスを考えて、当面はインデックスファンド中心の積立を続けることにしています。

信託報酬の差は20年でどれだけ違う?試算してみた

グラフと円グラフの資料の上に置かれた虫眼鏡

信託報酬は毎日、基準価額から少しずつ引かれます。一見わずかな差でも、長く続けるとどう響くのか、試算してみました。

インデックスファンド アクティブファンド
信託報酬(年) 0.1% 1.5%
運用前の年率リターン(仮定) 5% 5%
コストを引いたあとの年率 4.9% 3.5%
20年後の評価額(元本720万円) 約1,219万円 約1,041万円
差 約178万円 ―

条件は、毎月3万円を20年間(元本720万円)積み立てる、運用前のリターンは年5%で同じ、というものです。

仮にアクティブの運用前リターンが年6%だとしても、信託報酬1.5%を引くと4.5%で、評価額は約1,164万円です。それでもインデックスには約55万円届きません。

もちろん、アクティブがコスト差(約1.4%)を上回る成果を出し続ければ、逆転はあり得ます。ただし、それを事前に見抜くのは簡単ではありません。この試算は仮定の計算で、将来の成果を保証するものではなく、投資信託は元本が保証された商品でもありません。

アクティブファンドが向いている場合

特定の分野やテーマ(環境やAI関連など)に詳しく、専門家の分析に価値を感じられる方には、アクティブファンドも選択肢になります。

コストが高いことを理解したうえで、それでも挑戦してみたいという方に向いていると感じています。

選ぶ前に確認したい5つのポイント

確認すること どこで見るか 見るポイント
信託報酬 目論見書・月次レポート インデックスとのコスト差を、数字で把握する
運用方針 目論見書の「ファンドの特色」 自分の投資方針と合っているか
過去の成績 月次レポート・運用報告書 期間と、比較対象の指数をそろえて見る(過去の成績は将来を約束しません)
運用体制 運用報告書 担当者が交代すると、運用方針が変わることもある
純資産総額 月次レポート 小さすぎると、途中で運用が終了することもある

コアとサテライトで組み合わせる考え方

アクティブとインデックスは、どちらか一方に絞る必要はありません。資産の大部分をインデックスで安定的に運用し、一部をアクティブで積極的に運用する「コア・サテライト」という考え方もあります。

どの配分が合うかは、人によって違います。まずは少額から試して、コストと成果を自分の目で確かめる習慣が大切だと思います。

よくある疑問

アクティブファンドは必ず儲かりますか?

いいえ。指数を上回ることを目指していますが、必ず上回る保証はありません。過去の実績も、将来の成果を約束するものではありません。

インデックスファンドと組み合わせてもいいですか?

資産の大部分をインデックスで運用し、一部をアクティブにする組み合わせ方をする人もいます。リスクとコストを理解したうえで検討してください。

アクティブファンドはNISAでも買えますか?

NISAの成長投資枠では幅広い投資信託から選べます。つみたて投資枠は、金融庁が基準を満たすとした商品に限られます。対象商品は、証券会社や金融庁の一覧で確認してください。

まとめ

アクティブファンドは、専門家が指数を上回る成果を目指す投資信託で、信託報酬は高めの傾向があります。私自身は、コストと実績を比べたうえで、いまはインデックスファンド中心の積立を続けています。

それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った投資信託を選んでみてください。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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