こんにちは、まゆです。
つみたてNISAを始めて2年目の春、同僚から「クレカ積立にするとポイントが付くよ」と教えてもらいました。毎月同じ金額を積み立てているだけなのに、支払い方法を変えるだけでポイントが貯まるなんて、最初は半信半疑でした。
結論から言うと、クレカ積立は「積立代金をクレジットカードで払う」だけのシンプルな仕組みです。ただ、上限額やポイントの条件、家計簿での扱い方など、始める前に知っておきたいポイントがいくつかありました。
クレカ積立とはどういう仕組み?
NISAの積立は、通常は証券口座に入金したお金や、銀行口座からの自動引き落としで投資信託を買い付けます。クレカ積立は、この支払いをクレジットカード決済に置き換える方法です。
カードで支払うので、カード会社の規定に沿ってポイントが付与されます。投資信託そのものの値動きとは関係なく、「支払い方法としてのポイント」が付くというイメージです。
| 支払い方法 | お金の流れ | ポイント |
|---|---|---|
| 証券口座への入金 | 自分で入金→口座から買付 | 原則なし |
| 銀行引き落とし | 銀行口座→証券会社→買付 | 原則なし(一部例外あり) |
| クレカ積立 | カード決済→翌月以降に銀行から引き落とし | カード会社の規定に沿って付与 |

上限額は月10万円まで
クレカ積立で決済できる金額には上限があります。2024年3月に内閣府令が改正され、それまでの月5万円から月10万円まで引き上げられました(金融庁公表、2024年3月施行)。
つみたて投資枠の年間上限は120万円なので、月10万円なら年間でちょうど枠を使い切れる計算です。ただし、実際に月10万円まで設定できるかどうかは証券会社やカードによって異なるので、各社の案内を確認する必要があります。
我が家で設定してみて気づいたこと
私は毎月3万円をつみたて投資枠で積み立てていたので、そのままクレカ積立に切り替えました。手続きは証券会社のサイトで支払い方法を変更するだけで、10分ほどで終わりました。
切り替えて最初に戸惑ったのが、引き落とし日のずれです。カード払いになると、実際に銀行口座からお金が出ていくのは翌月以降になります。家計簿を「引き落とされた月」でつけていた私は、1か月だけ積立額が二重に見えて混乱しました。
家計簿での扱い方を決めておく
そこで我が家では、クレカ積立の金額は「カード払いの日」ではなく「銀行から引き落とされた月」の支出として記録するルールにしました。夫とも共有しておいたので、それ以降は混乱していません。
もうひとつ意識したのが、普段の買い物と同じカードを使うかどうかです。同じカードだと明細が混ざりやすいので、私は積立用のカードを分けることにしました。浪費癖があった頃の私を知っているので、明細を見やすくしておくのは大事だと感じています。
ポイントの条件は変わることがある
クレカ積立のポイント還元率は、カードの種類や年会費、カードの利用額などの条件によって変わります。還元率の具体的な数字は各社の公式サイトで最新の情報を確認してください。
また、ポイントの付与条件はカード会社の判断で変更されることがあります。実際に、クレカ積立の還元率を途中で見直したカードもありました。ポイントを目的にカードを増やしすぎると、年会費の負担のほうが大きくなることもあるので注意したいところです。
ポイントより大切なこと
クレカ積立はうれしい仕組みですが、あくまで「支払い方法のおまけ」だと私は考えています。積み立てている投資信託は元本が保証されているわけではなく、市場の状況によっては元本割れする可能性もあります。
ポイントが付くから積立額を増やす、という順番にはしないように気をつけています。まずは生活費や急な出費に備えるお金を確保し、無理なく続けられる金額を決めてから支払い方法を選ぶのが安心です。
iDeCoでも投資信託を持っているだけでポイントが付く仕組みがあります。ポイントの付き方の違いはiDeCoの投信残高ポイントを調べた記事で紹介しています。
切り替える前に確認した3つのこと
- 今使っている証券会社がクレカ積立に対応しているか、対応カードはどれか
- 積立日とカードの締め日の関係(いつの利用分として請求されるか)
- 年会費がかかるカードの場合、ポイントで年会費をまかなえるか
3つ目は特に大事でした。月3万円の積立でも、年会費のあるカードを新しく作ると、ポイントより年会費のほうが高くつく計算になることがありました。
よくある疑問
Q. クレカ積立は成長投資枠でも使える?
A. 証券会社によって対応が異なります。つみたての設定であれば成長投資枠でも利用できる場合がありますが、各社の案内を確認してください。
Q. カードの引き落としができなかったらどうなる?
A. カード代金が支払えないと、延滞として信用情報に記録される可能性があります。引き落とし口座の残高はいつも以上に気をつけたいところです。
Q. ポイントは投資に使える?
A. 貯まったポイントを投資信託の買付に使えるサービスもあります。使い道は各社で異なるので確認してみてください。
Q. 途中でカードを変更できる?
A. 多くの証券会社では変更できますが、切り替えが反映されるまで1〜2か月かかることがあります。
まとめ
NISAのクレカ積立は、支払い方法をカードに変えるだけでポイントが付く仕組みです。月10万円までの上限、引き落とし日のずれ、ポイント条件の変更といった注意点を知ったうえで使えば、家計管理のしやすさも保てます。
私自身は、ポイントはあくまでおまけと考えて、無理のない積立額を続けることを優先しています。これから始める方は、まず自分の家計に合う金額を決めてから検討してみてください。
📚 あわせて読みたい
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。