投資信託・ロボアドバイザー

投資信託はいくらから始められる?少額から始める考え方を解説

こんにちは、まゆです。

「投資信託を始めてみたいけど、まとまったお金がないと無理でしょ?」と思っていませんか。私も始める前はまったく同じことを考えていました。

結論から言うと、投資信託はネット証券であれば月100円や1,000円といった少額からでも積み立てられます。まとまった資金がなくても始められる、というのがまず知ってほしいところです。

なぜ少額から始められるの?

投資信託は、たくさんの投資家から集めたお金をひとつにまとめて運用する商品です。1人あたりの金額が小さくても、全体としてまとまった資金になるため成立します。

株式を直接買う場合は、銘柄によっては数十万円単位のお金が必要になることもあります。それに比べると、投資信託は入り口のハードルがかなり低い商品です。

そのうえ多くのネット証券では、毎月決まった日に決まった額を自動で買い付ける「積立設定」ができます。一度設定すれば、あとは自動で買い付けが続く仕組みです。

投資信託そのものの仕組みがまだ曖昧という方は、投資信託とは?仕組みとロボアドバイザーとの違いをやさしく解説から読んでみてください。

最低金額の目安を整理すると

始め方 金額の目安 向いている人
ネット証券の積立 月100円〜1,000円程度から まず仕組みを体験したい人
つみたて投資枠の活用 月1,000円〜数万円 非課税で長期積立をしたい人
まとまった額の一括購入 数万円〜 すでに待機資金がある人

金額の下限は金融機関によって違うので、口座を開く前に各社の公式サイトで確認してみてください。同じ「少額対応」でも、100円からと1万円からではだいぶ意味が変わります。

月1,000円から始めた私の話

ガラス瓶に無造作に入れられた紙幣

20代の頃の私は貯金ゼロの浪費家でした。だから投資と聞いても「余裕のある人がやるもの」としか思えなかったんです。

30歳で家計簿をつけ始めて、毎月の支出を眺めていたとき、なんとなく使っているコンビニ代が月に数千円あることに気づきました。

そこで「まずは1,000円だけ」と決めて、投資信託の積立を設定しました。金額としては本当に小さいのですが、これが私にとっては大きな一歩でした。

始めてみて分かったのは、金額の大小より「値動きに慣れること」の方がずっと価値がある、ということです。

最初の数か月で評価額がマイナスになったとき、正直そわそわしました。でも投資額が1,000円だったので、冷静に「こういうものなんだな」と受け止められたんです。

もしいきなり数十万円を投じていたら、あの時点で怖くなって全部売っていたと思います。少額スタートの本当の価値は、ここにあると感じています。

少額から始めるメリットと、正直な限界

いいことばかり書くとフェアではないので、限界も含めて整理しておきます。

メリットは、値動きに慣れられること、生活を圧迫しないこと、そして「始めるかどうか」で悩む時間を減らせることです。

一方で限界もはっきりしています。月100円の積立では、資産が増えるスピードは当然ながらごくわずかです。

また投資信託は預金と違い、元本が保証されている商品ではありません。市場の状況によっては、積み立てた金額を評価額が下回る(元本割れする)可能性があります。少額であっても、この点は変わりません。

だから私は少額スタートを「資産形成の本番」ではなく、「自分が値動きに耐えられるかを確かめる練習期間」だと捉えていました。

積立額をどう増やしていくか

では、いつまでも1,000円のままでいいのかというと、それも違います。私が実際にやった増やし方はシンプルです。

  • 3〜6か月続けて、値動きがあっても平常心でいられるかを確認する
  • 家計簿から「使っても使わなくても生活が変わらない支出」を1つ見つける
  • その分だけ積立額に上乗せする
  • ボーナスなど一時的な収入に頼った増額はしない

最後の項目は失敗から学びました。一度ボーナスを見込んで積立額を上げたことがあり、その月の家計が苦しくなって結局減額したんです。

毎月の給与の範囲で無理なく続けられる額。これを守る方が、金額の大きさよりずっと大事でした。

非課税で積み立てたい方はつみたてNISAで投資信託を積み立てるメリット・デメリットも参考になります。

よくある疑問

Q. 100円の積立でも意味はある?

資産を増やすという意味では時間がかかります。ただ「値動きを自分ごととして体験する」目的なら十分に意味があると私は感じています。

Q. 少額だと手数料負けしない?

投資信託には信託報酬という保有中のコストがかかりますが、これは資産額に対する割合で計算されます。購入時手数料が無料(ノーロード)の商品を選べば、少額でも極端に不利にはなりにくい仕組みです。

Q. 途中でやめたくなったら?

投資信託は原則としていつでも解約(売却)できます。ただし解約のタイミングによっては、積み立てた金額を下回ることもあります。

Q. どの商品から選べばいい?

初心者の方はまず、対象商品が絞り込まれている枠から見ていくのが分かりやすいです。NISA対象の投資信託はどう選ぶ?初心者向けの選び方で詳しく書いています。

まとめ

投資信託はネット証券なら月100円〜1,000円程度の少額から始められます。まとまった資金がないことは、始めない理由にはなりません。

ただし少額でも元本割れの可能性はあり、増えるスピードもゆるやかです。だからこそ最初は「値動きに慣れる練習期間」と割り切るのが、私にはしっくりきました。

慣れてきたら、家計に無理のない範囲で少しずつ増やしていけば十分です。まずは自分が続けられる金額を見つけるところから始めてみてください。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

-投資信託・ロボアドバイザー