こんにちは、まゆです。ロボアドバイザーを試したとき、最初に出てきた診断の質問で、手が止まりました。
「株価が20%下がったら、どうしますか?」──そんなの、なってみないと分かりませんよね。
実は、この質問には意図があります。今回は、質問の考え方と、答え方のコツを整理します。診断の内容はサービスごとに違うので、細かい点は各社の案内で確認してください。
診断は「リスク許容度」を測っている
ロボアドバイザーの診断は、あなたがどのくらいの値下がりに耐えられるかを知るためのものです。これを「リスク許容度」と呼びます。

リスク許容度は、気持ちの面だけでなく、お金の面(収入や貯蓄)でも決まります。大きく分けると、次の2つです。
| 種類 | 何で決まる | 質問の例 |
|---|---|---|
| 気持ちの許容度 | 値下がりを見て、冷静でいられるか | 資産が2割減ったらどうするか |
| お金の許容度 | 失っても生活に響かない額か | 投資に回せる金額、収入の安定性 |
よくある質問と、その意図
| 質問 | 聞いている理由 |
|---|---|
| 年齢・投資期間 | 運用できる期間が長いほど、値動きを待てる余地がある |
| 年収・貯蓄額 | 生活費を守ったうえで、どこまで投資に回せるか |
| 投資経験 | 商品の仕組みを理解しているか |
| 値下がりしたときの反応 | 気持ちの許容度。売ってしまわないか |
質問の意図が分かると、「正解を探す」のではなく、「いまの自分を正直に答える」ほうがよいと気づきました。
私がやってしまった失敗
最初の診断で、「少しでも増やしたい」という気持ちが先に立って、リスクを高めに答えてしまいました。結果は、値動きの大きい配分の提案でした。
数週間後、少し下がった画面を見て、毎日そわそわしてしまったのです。そこで改めて診断をやり直し、より穏やかな配分に変えました。
この経験から、背伸びして答えると、続けられなくなると感じました。
答え方のコツ
- 「こうありたい自分」ではなく、「いまの自分」で答える
- 生活費の半年分程度は、投資とは別に確保してから答える(目安は人によって異なります)
- 迷った質問は、保守的なほうを選んでみる
- 家族がいる場合は、家計の状況も加味する
診断は何度でもやり直せるサービスが多いので、気楽に試してみると良いと思います。
診断結果は「答え」ではなく「提案」
診断が出す配分は、あくまで一般的な基準に基づく提案です。結果に納得できなければ、そのまま使わなくても構いません。
ロボアドバイザーでも、元本割れの可能性はあります。「プロに任せたから安心」ではなく、仕組みを理解して使うことが大切です。
ロボアドの基本はロボアドバイザーの始め方、元本割れについてはロボアドの元本割れリスクで書いています。
診断の「結果」を見たときの私の気持ち
診断が終わると、「株式〇%・債券〇%」のような配分の提案が表示されます。最初は、その数字の意味がよく分かりませんでした。
値動きの大きい資産が多いほど、増える可能性と、減る可能性の両方が大きくなる。そう理解してから、数字が「自分の覚悟の目盛り」に見えるようになりました。
納得できないときは、質問に戻って答えを見直したり、別のサービスと比べたりしてみてください。納得して始めることが、長く続けるための土台になります。
友人に聞かれた質問
友人から、「診断って、正直に答えないとダメ?」と聞かれたことがあります。私の答えは、「正直に答えたほうが、あとで楽」でした。
見栄を張って高いリスクを選ぶと、値動きが大きくなったときにつらくなります。反対に、守りに寄せすぎても、納得できる運用は続きます。
どちらにしても、自分が「これなら続けられる」と思える水準かどうか。それが、診断の答えを選ぶ一番の基準だと思います。
診断を見直すタイミング
- 転職・結婚・出産など、収入や支出が大きく変わったとき
- 投資期間(目標の時期)が近づいてきたとき
- 値動きを見て、不安で眠れなくなったとき
見直しは、弱気になったときの逃げではなく、自分に合わせて調整する大事な作業です。
よくある疑問
Q:診断で高リスクと答えると、儲かりますか?
A:リスクを高く取るほど、値動きは大きくなります。大きく増える可能性と、大きく減る可能性の両方があり、結果は保証されません。
Q:診断は何回でもやり直せますか?
A:サービスによって異なります。再診断の方法や、変更の反映時期は、各社の案内で確認してください。
Q:診断をせずに始めることはできますか?
A:サービスによります。診断が必須のものも多いため、各社の案内を確認してください。
まとめ
ロボアドバイザーの診断は、リスク許容度を測るためのものです。気持ちとお金の両面を、いまの自分に合わせて正直に答えるのがコツです。
背伸びして答えると、値動きに耐えられず続けられなくなることがあります。
診断結果は提案であり、元本割れの可能性もあります。納得できるまで見直しながら、無理のない範囲で考えてみてください。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。