こんにちは、まゆです。会社の決算を調べようとして、「決算短信」と「有価証券報告書」が出てきて、どっちを見ればいいのか分からなくなりました。
しかも、見られるサイトも「TDnet」「EDINET」と別々でした。最初は、頭がぐるぐるしました。
今回は、決算短信の読み方と、2つのサイトの違いを整理します。特定の銘柄の売買をすすめるものではなく、資料の探し方の紹介です。
決算短信は「決算のダイジェスト」
決算短信は、会社が決算の内容を、いち早く、短くまとめて発表する資料です。上場している会社は、決算を発表するときに、この資料も一緒に開示します。

数ページから十数ページで、売上や利益などの要点が分かるようになっています。
決算短信と有価証券報告書の違い
| 資料 | 特徴 | 見られる場所 |
|---|---|---|
| 決算短信 | 決算の要点を早く伝える短い資料 | TDnet(適時開示情報閲覧サービス)など |
| 有価証券報告書 | 事業内容やリスクまで詳しく書かれた資料 | EDINET(金融庁) |
決算短信は「速報」、有価証券報告書は「詳しい説明書」というイメージです。まずは決算短信で全体をつかみ、気になった点を有価証券報告書で深掘りする使い方があります。
会社のホームページの「IR情報」のページにも、同じ資料が載っていることが多いです。
1ページ目で見る数字
決算短信の最初のページには、重要な数字が表になってまとまっています。初心者は、まずここだけ見れば大丈夫です。
- 売上高(会社の売上の合計)
- 営業利益(本業で稼いだ利益)
- 経常利益(本業以外も含めた利益)
- 当期純利益(最終的に残った利益)
- 前期と比べた増減の割合
数字の見方は、前の期と比べて増えたか減ったかを確認するところから始めます。
「通期の予想」も確認する
決算短信には、次の期(または通期)の業績予想が載っていることが多いです。会社の見通しが分かりますが、あくまで予想です。
予想は、状況によって上方修正や下方修正されることがあります。この動きが、株価に影響する場合もあります。決算発表と株価の関係は、決算発表と株価の関係とは?で詳しく書いています。
予想の数字が必ず達成されるわけではありません。「会社の見立て」として、冷静に読むようにしています。
TDnetとEDINETの使い方
TDnetは、日本取引所グループのサイトで見られる、会社の適時開示(決算短信など)の閲覧サービスです。会社名や日付で検索できます。
EDINETは、金融庁が運営する、有価証券報告書などの開示書類の検索サービスです。こちらも会社名で探せます。
| 使い方のヒント | 内容 |
|---|---|
| 最新の決算を知りたい | TDnetや、会社のIR情報で、決算短信を探す |
| 事業内容やリスクを詳しく知りたい | EDINETで、有価証券報告書を探す |
読むときの注意
資料には専門用語が多く、一度に全部を理解しようとすると疲れてしまいます。私は、「1ページ目の数字」と「業績予想」だけ確認する、と決めています。
数字の増減だけで、株価の上がり下がりは判断できません。決算が良くても株価が下がることもあります。
指標の見方は、株価指標(PER・PBRの見方)や、ROEの記事も参考にしてください。
私が最初につまずいたこと
最初は、資料に出てくる「連結」と「単体」という言葉に戸惑いました。連結は、子会社なども含めたグループ全体の数字で、単体はその会社だけの数字です。
初心者は、まず「連結」の数字を見るほうが、会社全体の姿をつかみやすいと私は感じています。
また、数字の単位が「百万円」になっていることが多く、桁を読み間違えそうになりました。表の見出しにある単位を、必ず確認するようにしています。
分からない用語は、その場でメモに書き出しておくと、あとで調べやすく、少しずつ理解が積み上がっていきます。
私のおすすめの始め方
いきなり知らない会社を調べるのは、難しく感じました。まずは、自分がよく使っているサービスや、商品を作っている会社の決算短信を、のぞいてみてください。
身近な会社だと、数字と事業のつながりがイメージしやすく、興味が続きます。私は、スーパーの会社の決算を読んだとき、店舗数の話が出てきて、ぐっと親しみがわきました。
個別株には元本割れのリスクもあります。調べた結果を、売買の判断に使うかは、ご自身の責任で決めてください。
よくある疑問
Q:決算短信は、どこで見られますか?
A:TDnetや、各社のホームページのIR情報のページで確認できます。会社名で検索すると探しやすいです。
Q:決算短信と有価証券報告書は、どちらを見ればいいですか?
A:まずは決算短信で全体をつかみ、詳しく知りたいときに有価証券報告書を見る方法があります。
Q:決算短信の業績予想は、必ず当たりますか?
A:当たるとは限りません。状況によって修正されることもあります。
まとめ
決算短信は、決算の要点を早く伝える短い資料で、TDnetなどで見られます。
有価証券報告書は、事業内容やリスクまで詳しく書かれた資料で、EDINETで見られます。
1ページ目の数字と業績予想から読み始めると、負担が少なくなります。投資にはリスクがあり、判断はご自身の責任で行ってください。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。