保険・家計見直し

保険の見直しはねんきん定期便を見てから?公的保障を踏まえた考え方

民間保険を検討する前に、公的保障を確認する

こんにちは、まゆです。保険の見直しをするとき、私はまず「ねんきん定期便」に目を通してから、民間の保険で何を補うべきかを考えるようにしています。

民間の保険はあくまで公的保障で足りない部分を補うものなので、公的保障の内容を知らずに保険を選ぶと、必要以上に手厚い保障に加入してしまうことがあります。

書類に目を通す高齢男性

ねんきん定期便で分かること

ねんきん定期便には、これまでの年金の加入記録や、将来受け取れる年金の見込み額が記載されています。実はこの年金制度には、老後の年金だけでなく、万が一のときの「遺族年金」や、障害を負ったときの「障害年金」も含まれています。

会社員や公務員が加入する厚生年金は、自営業者が加入する国民年金よりも遺族年金・障害年金の保障が手厚い設計になっています。この違いを知らずに保険を選ぶと、必要な保障額を見誤ることがあります。

私が公的保障を意識せず失敗しかけたこと

保険の見直しを最初に相談したとき、担当者から勧められた死亡保障額は、正直に言うとかなり大きな金額でした。言われるがまま契約しそうになったのですが、念のため夫の遺族年金の見込み額を確認してから判断することにしました。

調べてみると、夫が会社員として厚生年金に加入しているため、万が一のことがあった場合、遺族基礎年金に加えて遺族厚生年金も受け取れることが分かりました。この分を考慮すると、勧められた保障額は明らかに必要以上だと感じ、保障額を見直してもらいました。

公的保障の内容を知らないままだと、必要以上に高い保険料を払い続けてしまうところだったと、振り返って冷や汗をかいた経験です。

公的保障の種類を整理すると

保障の種類 内容
遺族基礎年金 国民年金加入者が対象。子のある配偶者等に支給
遺族厚生年金 厚生年金加入者(会社員・公務員)が上乗せで対象
障害年金 病気やケガで一定の障害状態になった場合に支給

この内容は制度の一般的な枠組みであり、実際の受給額は加入期間や家族構成によって異なります。正確な見込み額は「ねんきんネット」や年金事務所で確認できます。

ねんきんネットで見込み額を試算してみた

ねんきん定期便には現時点までの加入実績に応じた年金見込み額が記載されていますが、「ねんきんネット」に登録すると、今後の働き方を仮定した将来の年金額もシミュレーションできます。

私も実際にねんきんネットで、今のまま働き続けた場合の年金見込み額を試算してみました。老後の年金額だけでなく、万が一のときの遺族年金の目安も確認できたことで、保険で備えるべき金額のイメージがより具体的になりました。数字で見える化されると、漠然とした不安が減り、必要な保障額を冷静に判断しやすくなると感じています。

保険選びに公的保障をどう活かすか

公的保障で受け取れる金額の見込みが分かれば、民間の保険で備えるべき「不足分」がはっきりします。私はこの不足分をベースに、収入保障保険の保障額を設定し直しました。

自営業やフリーランスの場合は厚生年金がなく、遺族基礎年金のみとなるため、会社員より手厚い民間の保障が必要になるケースが多い点も、あわせて知っておきたいポイントです。

よくある疑問

Q. ねんきん定期便はいつ届く?
A. 誕生月に日本年金機構から送付されます。ねんきんネットに登録すればいつでもオンラインで確認できます。

Q. 遺族年金は配偶者なら誰でも受け取れる?
A. 子の有無や年齢など、受給には一定の条件があります。詳細は年金事務所やねんきんネットで確認してください。

Q. 会社員から自営業になったら保険を見直すべき?
A. 厚生年金から国民年金のみになり、遺族年金・障害年金の保障が薄くなるため、見直しを検討する良いタイミングです。

Q. 障害年金は病気でも対象になる?
A. 事故によるケガだけでなく、一定の障害状態に該当する病気も対象になります。詳細な認定基準は年金事務所で確認できます。

Q. 公的保障だけで保険は一切不要にできる?
A. 家族構成や資産状況によっては可能な場合もありますが、多くの家庭では公的保障だけでは不足分が生じます。

まとめ

保険の見直しは、民間の保険だけを見るのではなく、まずねんきん定期便で公的保障の内容を確認することから始めると、過不足のない保障額を判断しやすくなります。次の見直しの前に、一度手元のねんきん定期便を確認してみてください。公的保障を知っているかどうかで、同じ保険料でも納得感がまったく変わってくると感じています。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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