こんにちは、まゆです。
私の周りでも、育休中の家計についての相談が増えてきました。「iDeCoを続けているけど、産休・育休中の掛金はどうすればいいの?」という質問をよく受けるので、今回調べてまとめてみました。
結論としては、iDeCoは休止も継続も選べます。収入が減る時期に無理をする必要はなく、「加入者資格喪失届」を出せば掛金の拠出を止められます。
なぜ休止という選択肢があるのか

iDeCoは老後資金づくりの制度ですが、掛金が払えなくなったからといって強制的に解約されるわけではありません。拠出を止めて「運用指図者」という立場に切り替えることができます。
私自身、息子が生まれた直後は家計に余裕がなく、正直iDeCoどころではない時期がありました。あのとき「休止できる」と知っていれば、もっと気持ちが楽だったと思います。
手続きの流れと注意点
休止・再開の手続きを表に整理しました。
| 状況 | 必要な手続き | 注意点 |
|---|---|---|
| 掛金を停止したい | 運営管理機関に「加入者資格喪失届」を提出 | 運用中の資産は引き続き運用される |
| 再開したい | 「加入者被保険者種別変更届」を提出 | 再開時期は自分のタイミングで選べる |
| 手数料 | 運用指図者の間も口座管理手数料は発生 | 掛金ゼロでも手数料負担は残る |
ここで見落としがちなのが、掛金を止めても口座の管理手数料は発生し続けるという点です。金融機関によって金額は異なりますが、毎月数百円程度が引き落とされ続けます。
また、休止している間は運用商品の値動きの影響を受け続けます。相場が下がれば資産が目減りする可能性もあるので、その点は理解した上で判断したいところです。
育休中に無理に続けるべきか
私が今回調べて感じたのは、「無理に続ける」よりも「生活防衛資金を優先する」方が大切だということです。iDeCoは60歳まで引き出せないお金なので、育休中の生活費が足りなくなるリスクを取ってまで続ける必要はないと思います。
一方で、家計に余裕があるなら休止せず続けることで、節税メリットを途切れさせずに済みます。このあたりは、それぞれの家庭の状況次第だと感じました。
産休・育休中に一緒に見直したいお金のこと
iDeCoの継続・休止を考えるタイミングは、他の固定費を見直すきっかけにもなります。私は育休に入る前に、保険料や通信費などもまとめて見直しました。
特に保険は、出産をきっかけに必要な保障の内容が変わることが多いタイミングです。iDeCoの掛金を減らす代わりに、保険料の見直しで浮いたお金を生活費に回すという方法もあります。
また、高額療養費制度や出産関連の給付金など、公的な支援制度を把握しておくと、家計全体の見通しが立てやすくなります。iDeCoだけを単独で考えるのではなく、家計全体のバランスの中で判断することをおすすめします。
会社員か自営業・フリーランスかによっても、産休・育休中の収入の仕組み(出産手当金や育児休業給付金の対象かどうか)が異なります。自分の働き方に応じた制度を事前に確認しておくと安心です。
会社員と自営業・フリーランスの手続きの違い
iDeCoの手続きは、働き方によって窓口や必要書類が異なります。会社員の場合は勤務先に「事業所登録申請書」への記入を依頼する必要がある場合があり、自営業・フリーランスの場合は自分で国民年金基金連合会とのやり取りを行います。
産休・育休中に会社員から一時的に働き方が変わるケースは少ないと思いますが、退職して個人事業主になるなど働き方が変わる場合は、この手続きの違いも意識しておく必要があります。
私が今回調べていちばん印象に残ったのは、「知らなかった」という理由で不要な手数料を払い続けている人が意外と多いという点でした。忙しい育児の中でも、年に一度は口座からのお知らせに目を通す時間を作りたいと思います。
会社に相談しづらいときの調べ方
産休・育休中の手続きについて会社の担当者に相談しづらいと感じる人もいると思います。その場合は、iDeCoを申し込んでいる運営管理機関(証券会社や銀行)のコールセンターに直接問い合わせるのも一つの方法です。
私も最初は会社を通す手続きだと思い込んでいましたが、加入者本人が直接運営管理機関に書類を提出できる場合が多いとわかり、気持ちが楽になりました。
お金の制度は複雑で、忙しい育児中は調べる時間を取ること自体が大変です。今回のように一度きちんと調べてまとめておくことで、次に迷ったときにすぐ見返せるようにしておきたいと思います。
よくある疑問
- 手続きにお金はかかる?→書類提出自体に費用はかかりませんが、口座管理手数料は継続して発生します。
- 何度でも休止・再開できる?→回数制限はありませんが、その都度書類提出の手間がかかります。
- 会社員から専業主婦(夫)になる場合は?→加入資格の区分が変わるため、別途「加入者被保険者種別変更届」の提出が必要です。
まとめ
産休・育休中のiDeCoは、休止も継続も自分で選べます。大切なのは、目先の生活費を犠牲にしないこと。無理のない範囲で長く続けることが、結局は老後資金づくりの近道なのだと思います。
関連記事
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。