国内株式投資

成行注文と指値注文の違いとは?初心者向けに解説

初めての注文で、思ったより高い価格で買ってしまった話

こんにちは、まゆです。株式投資を始めたばかりのころ、初めての注文で「成行(なりゆき)注文」というものを選び、想定していたより少し高い価格で約定してしまった経験があります。当時は「成行」と「指値(さしね)」の違いをよく理解していませんでした。

今回は、この2つの注文方法の違いを整理してみます。

成行注文と指値注文の違い

株式を売買するときの注文方法には、大きく分けて「成行注文」と「指値注文」の2種類があります。

木製デスクに置かれた電卓のクローズアップ

注文方法 特徴
成行注文 価格を指定せず、その時点の市場価格で売買を成立させる
指値注文 「いくらで買う(売る)」と価格を指定して注文する

成行注文は「価格よりも、確実に約定させたい」ときに向いている方法です。一方、指値注文は「この価格までなら買いたい(売りたい)」という上限・下限を決めたいときに向いています。

それぞれのメリットとデメリット

成行注文は、注文を出せばほぼ確実に約定するという安心感がある一方、想定より不利な価格で約定してしまう可能性があります。特に値動きが激しい銘柄では、注文を出した瞬間と実際に約定した瞬間で価格が大きくずれることもあります。

私が経験した「思ったより高く買ってしまった」というのは、まさにこのケースでした。取引量が少ない銘柄だったこともあり、成行注文で一気に価格が動いてしまったのです。

指値注文であれば、自分が納得できる価格の範囲でしか約定しないため、こうした想定外の価格差を防げます。ただし、指定した価格に届かなければ、いつまでも約定しない(注文が成立しない)というデメリットもあります。

私が今、意識している使い分け方

今の私は、どうしても今すぐ買いたい(売りたい)という場合以外は、基本的に指値注文を使うようにしています。値動きの荒い銘柄を扱う場合は特に、成行注文のリスクを実感してから慎重になりました。

一方で、流動性が高く値動きが比較的落ち着いている銘柄であれば、成行注文でも大きな価格差が出にくいこともあります。銘柄の特性を見ながら、注文方法を使い分けることが大切だと感じています。

寄付前(よりつきまえ)の注文で気をつけたこと

特に注意が必要だと感じたのは、市場が開く前(寄付前)に成行注文を出しておく場合です。前日の終値と、翌日の始値(寄り付き)の価格が大きく異なることがあり、想定していたよりも不利な価格で約定してしまうリスクがあります。

私はこの経験をしてから、特に値動きが読みにくいタイミングでは指値注文を使うようにしています。すぐに約定しないもどかしさはありますが、想定外の価格で約定してしまうよりは安心だと感じています。

よくある疑問

Q. 初心者にはどちらがおすすめ?
A. 想定外の価格での約定を避けたい初心者には、価格を指定できる指値注文から慣れていくという考え方もあります。ただし、必ず約定するとは限らない点は理解しておく必要があります。

Q. 指値注文はいつまで有効?
A. 証券会社や注文設定によって有効期間が異なります。「その日限り」なのか「一定期間有効」なのか、注文時に必ず確認することをおすすめします。

Q. 成行注文と指値注文、手数料は違う?
A. 証券会社によって手数料体系が異なる場合があります。注文方法によって手数料が変わるかどうかは、事前に確認しておくと安心です。

Q. NISA口座でも同じ注文方法が使える?
A. NISA口座でも成行注文・指値注文どちらも利用できるのが一般的ですが、証券会社によって対応状況が異なる場合があるため確認しておくとよいでしょう。

Q. スマホアプリでも両方の注文方法を選べる?
A. 多くの証券会社のスマホアプリで両方の注文方法に対応していますが、操作画面は会社によって異なるため、事前に操作方法を確認しておくと安心です。

Q. 逆指値注文と指値注文は同時に設定できる?
A. 証券会社によっては、利益確定の指値と損失を抑える逆指値を同時に設定できる注文方法(OCO注文等)が用意されている場合もあります。興味がある人は取扱いの有無を確認してみてください。

逆指値注文と組み合わせて使うことも

以前の記事で紹介した逆指値注文は、指値注文と考え方が似ているようで役割が異なります。指値注文は「有利な価格で買いたい・売りたい」ときに使い、逆指値注文は「一定の価格まで下がったら損失を確定させたい」というように、損失を抑える目的で使うことが多い注文方法です。目的に応じて使い分けることで、より自分の投資スタイルに合った取引ができると感じています。

まとめ

成行注文と指値注文は、それぞれメリット・デメリットが異なる注文方法です。私のように想定外の価格で約定してしまう失敗を防ぐためにも、銘柄の特性や自分の希望に応じて使い分けることをおすすめします。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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