保険・家計見直し

保険の見直しでよくある失敗とは?知っておきたい3つの注意点

こんにちは、まゆです。

毎月の保険料の引き落としを見て、「これ、今の我が家に本当に合っているのかな」と不安になったことはありませんか。私は結婚して数年経った頃、まさにその不安に直面しました。

結論からお伝えすると、保険の見直しでつまずきやすいのは「比較せずに決める」「保障を削りすぎる」「不安から入れすぎる」の3つです。ここを知っておくだけで、見直しの精度はぐっと上がります。

そもそも、なぜ保険の見直しは失敗しやすいの?

理由はシンプルで、保険が「一度契約すると中身を確認する機会がほとんどない商品」だからです。毎月自動で引き落とされるので、内容を忘れたまま何年も過ぎてしまいます。

しかも契約するタイミングは、結婚や出産といった慌ただしい時期と重なりがちです。落ち着いて比較する余裕がないまま、勧められた内容で決めてしまう人は少なくありません。

私も家計簿をつけ始めるまで、自分がどんな保障に毎月いくら払っているのか、正確には把握できていませんでした。恥ずかしい話ですが、証券を探すところから始めたくらいです。

私が実際にやらかした保険の失敗談

20代前半の私は、正直に言うとかなりの浪費家でした。給料日前に残高を見て青ざめる、を毎月のように繰り返していたタイプです。

結婚が決まったとき「そろそろ保険くらい入らないと」と思い立ち、知人に紹介された担当者に勧められるまま、医療保険と生命保険をセットで契約しました。

今振り返ると、あのときの私は保障内容をほとんど理解していませんでした。「入っておけば安心」という気持ちだけで印鑑を押してしまったんです。

問題が表に出たのは、30歳を機に家計簿をつけ始めたときでした。年間の保険料を合計して、「え、こんなに払っていたの?」と手が止まったのを今でも覚えています。

しかも他社と比較していなかったので、同じような保障をもっと抑えた保険料で用意できたのかどうかすら分からない。この「分からない」という状態が、いちばん悔しかったです。

失敗パターン1:比較せずに1社だけで決めてしまう

テーブルにノートと書類を広げて話し合う人たちの手元

いちばん多いのがこれです。最初に会った担当者、たまたま見かけた広告、職場に来た営業の方。きっかけは何であれ、1社の提案だけで決めてしまうケースですね。

保険は会社ごとに保障の設計も保険料の水準も違います。比較しないまま契約すると、似たような保障内容でも支払う保険料に差が出ることがあります。

「面倒だから」と比較を飛ばすと、その差額を何年も払い続けることになります。ここは少しだけ時間をかける価値がある部分だと感じています。

失敗パターン2:保険料を下げたい一心で保障を削りすぎる

見直し=保険料を下げること、と考えてしまうと、今度は逆方向の失敗が起きます。必要な保障まで削ってしまうパターンです。

たとえば小さな子どもがいる家庭で死亡保障を大きく削ると、万一のときに残された家族の生活費や教育費が足りなくなる可能性があります。

保険料が下がれば一時的に家計は楽になります。ただそれは「守りたかったものを守れなくなるリスク」と引き換えです。金額だけを見て判断しないことが大事だと思います。

失敗パターン3:不安が先に立って保障を盛りすぎる

3つ目は、2つ目とは真逆のパターンです。「もし入院したら」「もしものことがあったら」と不安を数えていくと、保障はいくらでも足せてしまいます。

ただ日本には高額療養費制度や傷病手当金といった公的な仕組みがあり、医療費の自己負担には一定の上限が設けられています(制度の詳細は厚生労働省の公表資料で確認できます)。

公的保障でカバーされる部分まで民間の保険で二重に備えると、保険料だけが膨らんでいきます。まず公的保障を確認し、足りない部分を民間で埋める。この順番が基本です。

3つの失敗パターンを整理すると

失敗パターン 起きやすい結果 防ぐための一手
比較せず1社で決める 似た保障でも保険料が割高になりやすい 複数社のプランを並べて見る
保障を削りすぎる いざというときに保障が足りない 必要保障額を家計から逆算する
不安から盛りすぎる 公的保障と重複して保険料がかさむ 公的保障の範囲を先に確認する

失敗を防ぐために私が意識している3ステップ

今の私が保険を見直すなら、必ずこの順番で進めます。地味ですが、この流れにするだけで判断のブレがかなり減りました。

  • 公的保障(高額療養費制度・遺族年金・傷病手当金など)で何がカバーされるかを先に確認する
  • 足りない部分の保障額を、家計の数字(生活費・教育費・住居費)から逆算する
  • 最低でも複数社のプランを並べて、同じ保障内容で保険料を比べる

特に3つ目は、一人でやろうとすると資料集めだけで疲れてしまいます。私も途中で何度か投げ出しかけました。

見直すタイミングそのものに迷っている方は、保険の見直しはいつする?結婚・出産・住宅購入で変わるポイントも合わせて読んでみてください。ライフイベントと結びつけて考えると、ぐっと整理しやすくなります。

よくある疑問

Q. 保険の見直しはどれくらいの頻度でするべき?

年数で機械的に区切るより、結婚・出産・住宅購入・転職といったライフイベントに合わせて見直すのが基本の考え方とされています。家族構成や収入が変われば、必要な保障も変わるからです。

Q. 保険料が下がらなかったら、見直した意味はない?

そんなことはありません。「今の保障が自分の状況に合っている」と確認できたこと自体が収穫です。私も見直しの結果、一部はそのまま継続すると決めました。

Q. 自分で複数社を比較するのが難しいときは?

特定の保険会社に属さない中立な立場のファイナンシャルプランナー(FP)に相談する、という選択肢もあります。1社の提案だけで決める失敗を避けやすくなります。

まとめ

保険の見直しでつまずきやすいのは、比較せず決める・削りすぎる・盛りすぎるの3つでした。どれも「よく分からないまま決めてしまう」ことが原因になっています。

私自身、比較せずに契約して数年間もやもやを抱えた経験があるからこそ、焦らず複数の選択肢を並べる時間の大切さを実感しています。

保険は家計の固定費の中でも大きな割合を占める部分です。一度立ち止まって中身を確認するだけでも、意味のある見直しになりますよ。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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