こんにちは、まゆです。結婚・出産のときに保険を見直したという話はよく聞きますが、「その後」の見直しタイミングについて考えたことはあるでしょうか。私自身、息子が生まれてからは保険のことを後回しにしがちでした。
今回は、夫婦の保険を見直すタイミングについて、子どもの成長に合わせた考え方を整理してみます。
結論として、保険の見直しは結婚・出産のときだけでなく、子どもの入学・独立といった成長の節目ごとに行うのがおすすめです。必要な保障額は、家族のライフステージによって変化していくからです。
「見直しはまだ先でいい」と後回しにしていると、気づいたときには保障内容が今の暮らしに合わなくなっていることもあります。定期的に立ち止まって確認する習慣をつけることが大切だと感じています。
子どもの成長で変わる「必要保障額」

生命保険で備えたい「必要保障額」は、主に「万が一のときに必要な生活費・教育費」から「遺族年金などの公的保障」「貯蓄」を差し引いて考えます。子どもが小さいうちは必要な期間が長いため、必要保障額は大きくなる傾向があります。
一方、子どもが成長し独立に近づくにつれて、必要な期間は短くなっていきます。この変化に合わせて保障額を見直さないと、必要以上に高い保険料を払い続けることになりかねません。逆に、教育費がかさむ時期に保障が不足していると、いざというときに困る可能性もあります。
公的保障の面では、遺族基礎年金や遺族厚生年金の仕組みも押さえておきたいポイントです。子どもの人数や年齢によって受け取れる金額が変わるため、民間の保険だけでなく公的保障もあわせて確認する視点が欠かせません。
| ライフステージ | 見直しのポイント |
|---|---|
| 出産直後 | 必要保障額が最も大きくなる時期 |
| 子どもの入学(小学校・中学校など) | 教育費の見通しを踏まえて再確認 |
| 子どもの独立 | 必要保障額が下がりやすいタイミング |
もしものときの公的保障:遺族年金の目安
民間の保険を考える前に、公的な保障を確認しておくと、必要以上に備えずにすみます。会社員の家庭で中心になるのは、遺族基礎年金と遺族厚生年金です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 遺族基礎年金の受取人 | 子のある配偶者、または子(18歳になった年度の末日までなど) |
| 遺族基礎年金の額(2026年度) | 基本額が年847,300円 |
| 子の加算額(2026年度) | 1人目・2人目は各243,800円、3人目以降は各81,300円 |
| 遺族厚生年金 | 会社員(厚生年金の加入者)が亡くなったとき、受給要件を満たす遺族に上乗せされる。額は働いていたときの収入などで変わる |
金額は日本年金機構の資料にもとづく2026年度のもので、毎年度改定されます。制度の見直しも予定されているため、最新の内容は日本年金機構の案内で確認してください。
たとえば小学生の子が2人いる家庭なら、遺族基礎年金だけで、基本額と子の加算を合わせて年109万円ほどになります。この金額を知っているかどうかで、必要な保障額の見え方は変わります。
我が家で見直しをしてみて感じたこと
息子が3歳になったタイミングで、改めて夫婦の保険を見直してみました。加入した当時のまま放置していた保険は、実は保障が重複している部分があると気づきました。
特に、夫婦それぞれが医療保険とは別に貯蓄型保険にも入っていて、似たような保障が重なっていたことには驚きました。ライフステージが変わるたびに一つずつ見直していれば、もっと早く気づけたかもしれません。保険証券をまとめてファイルに保管し、いつでも見返せるようにしたのも今回の見直しの成果です。
また、教育資金の準備方法についても、学資保険だけでなくNISAでの積立と組み合わせる方法を検討するようになりました。保険と投資、それぞれの役割を分けて考える視点を持てたのは、見直しをした収穫の一つです。
夫婦それぞれの働き方が変わったときも、見直しのきっかけになります。私が時短勤務からフルタイムに戻ったタイミングでは、世帯収入が変わったことで必要保障額の考え方も少し変化しました。
見直しの手順:4ステップ
「見直そう」と思っても、何から始めればいいか迷いますよね。私が実際にやった順番は次のとおりです。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| ① | 加入中の保険証券を全部集める | 夫婦それぞれ、貯蓄型も含めて一覧にする |
| ② | 公的保障を確認する | 遺族年金の目安を、年金機構の案内で確かめる |
| ③ | 貯蓄と勤務先の保障を確認する | 団体保険や、会社の弔慰金制度の有無も見る |
| ④ | 足りない部分だけ、民間の保険で備える | 重複している保障は、減らす・やめることも検討する |
順番を守ると、「なんとなく不安だから」と保険を増やしてしまうのを防げます。
よくある疑問
見直しのたびに保険を解約する必要がありますか?
必ずしも解約が必要というわけではありません。特約の追加・削除や、保障額の調整だけで対応できる場合もあります。まずは現状の保障内容を確認することから始めるとよいでしょう。
夫婦で加入時期がバラバラな場合はどうすればいいですか?
それぞれの契約内容を一覧にまとめて、重複や不足がないか一緒に確認する方法がおすすめです。夫婦で保障内容を共有しておくこと自体にも意味があります。
子どもが増えたときも見直すべきですか?
はい。子どもの人数が増えれば、必要な教育費や生活費も変わるため、そのタイミングでの見直しをおすすめします。
見直しはどれくらいの頻度で行うべきですか?
明確な決まりはありませんが、ライフイベントのタイミングに加えて、2〜3年に一度は保障内容を確認する習慣をつけておくと安心です。
遺族年金があるのに、民間の生命保険は必要ですか?
遺族年金だけで足りるかは、家族構成や収入で変わります。公的保障を確認したうえで、足りない分があれば民間の保険で備える、という順番が合理的だと考えています。
共働きの場合は、どちらにどれだけ掛けるべきですか?
収入や働き方で変わります。考え方は共働き夫婦の保険の割り当て方で整理しています。
まとめ
夫婦の保険は、結婚・出産だけでなく、子どもの成長に合わせて定期的に見直すことで、無駄のない保障を保ちやすくなります。ライフステージの変化は、保険を見直すいい機会です。
私自身、これからも子どもの成長の節目ごとに、夫婦で保険について話し合う時間を作っていきたいと思っています。忙しい毎日でも、年に一度はカレンダーに「保険を見直す日」を入れるようにしています。次の見直しは、息子の小学校入学のタイミングになりそうです。
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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。