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iDeCoの受取開始年齢は繰り下げられる?75歳までの選択肢を整理してみた話

こんにちは、まゆです。iDeCoの受け取り、60歳になったらすぐ始めないといけないと思っていませんか。実は75歳になるまで先延ばしできる制度になっています。

iDeCoの受取は60歳〜75歳の間で選べる

自宅のソファでノートに書き込みをしている女性

iDeCoは原則60歳から受け取れますが、開始時期を75歳になるまで自分のタイミングで選べます。

ただし通算の加入期間が10年に満たない場合は、受給開始できる年齢が引き上げられるため、事前の確認が必要です。

通算加入期間 受給開始可能年齢
8年以上10年未満 61歳から
6年以上8年未満 62歳から
4年以上6年未満 63歳から
2年以上4年未満 64歳から
1ヶ月以上2年未満 65歳から

なぜ繰り下げる人がいるのか(理由)

60歳時点でまだ働いていて収入があると、そこにiDeCoの受取分を上乗せすると税負担が増えることがあるためです。

運用をもう少し長く続けたい、会社の退職金とiDeCoの一時金の受取時期を分けたい、という理由もあります。

ただし75歳を過ぎると自動的に一時金として受け取る扱いになるため、上限を意識しておく必要があります。

私が試算してみた話(体験)

私は32歳でまだ受取まで時間がありますが、夫が60歳で定年後も再雇用で働く予定なので、いつ受け取るのが得かをFPに相談してみました。

会社の退職金とiDeCoの一時金を同じ年に受け取ると、退職所得控除の枠を分け合う形になり、税金面で損をする場合があると聞いて驚きました。

「両方同時に受け取らなくていい」という選択肢があると知っただけで、将来の家計の見通しが少し立てやすくなった気がしています。

よくある疑問

Q. 繰り下げている間も運用は続く?

A. はい、受け取りを始めるまでは運用指図者として資産運用を継続できます。投資信託である以上、元本が保証されているわけではない点は変わりません。

Q. 途中で気が変わって早めに受け取ることはできる?

A. 受給開始前であれば、請求した時点から受け取りを開始できます。

豆知識:通算加入期間はどう数える?

通算加入期間には、iDeCoの掛金を拠出していた期間だけでなく、運用指図者として掛金なしで加入していた期間も含まれます。

転職や休職で掛金の拠出を一時的に止めていた期間があっても、加入者資格を失っていなければ通算加入期間としてカウントされます。

加入した年齢が59歳など遅かった場合は通算加入期間が10年に満たず、受給開始年齢が引き上げられることがあるため特に注意が必要です。

受給開始を遅らせている間の資産は非課税での運用を続けられるため、単に先延ばしにするだけでなく運用効果を伸ばす狙いもあります。

FPに相談する中で、何歳から始めたかによって受給できる年齢の下限が変わると聞き、早く始めるメリットは節税効果だけでないと気づきました。

Q. 通算加入期間が短いとiDeCo自体に入れない?

A. いいえ、加入自体はできます。通算加入期間が短いと受給を開始できる年齢が引き上げられるだけで、掛金の拠出や運用は上限年齢まで続けられます。

さらに詳しく:企業型DCとの同時受け取りにも注意

iDeCoだけでなく企業型DCの一時金も受け取るタイミングが重なると、退職所得控除の枠をさらに分け合う必要が出てくる場合があります。

退職所得控除は勤続年数(iDeCoの場合は加入年数)に応じて計算されるため、加入年数が長いほど控除額も大きくなる仕組みです。

同じ年に複数の退職金を受け取る場合、控除額の計算方法が通常と異なり、過去の受給状況によっては調整計算が必要になることもあります。

こうした税金の仕組みは複雑なので、受給が近づいたタイミングで税理士やFPに個別に相談するのが確実な方法だと感じています。

私自身、iDeCoの受取方法(一時金・年金・併用)によっても税金の計算方法が変わると知り、選択肢の多さに驚きました。

Q. iDeCoを年金として受け取る場合の税金は?

A. 公的年金等控除の対象になります。一時金として受け取る場合の退職所得控除とは計算方法が異なるため、それぞれのメリットを比較検討することが大切です。

退職金の受け取り方は、勤務先の就業規則や退職金規程によっても選べる選択肢が異なるため、早めに人事や総務に確認しておくと計画が立てやすくなります。

公的年金(老齢基礎年金・老齢厚生年金)の受給開始年齢も65歳を基本に繰り上げ・繰り下げが選べるため、iDeCo・退職金・公的年金の3つを合わせて考える視点が大切です。

家計全体の受取スケジュールを一覧にしてみると、どの年にどれだけの収入があるかが見えやすくなり、税金の負担を分散させる工夫がしやすくなります。

難しく感じる制度ほど、早めに情報収集を始めておくことで、いざというときに慌てずに済むと実感しています。

まとめ

iDeCoの受取開始は60歳から75歳まで、自分のタイミングで選べます。

退職金との受取時期をずらすことで税負担を抑えられる場合もあるので、退職が近づいたら一度シミュレーションしておくと安心です。

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※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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