こんにちは、ヒロです。AIに何か頼むとき、最初の頃の自分は「いい感じにまとめて」みたいなふわっとした指示ばかり出していて、返ってくる答えもふわっとしたものばかりでした。今思えば当然なんですが、当時は「AIってこんなものか」とちょっとがっかりしていたんです。
結論:AIプロンプトは「誰に・何のために・どんな形で」を書くだけで劇的に変わる

結論から言うと、AIへの指示文、いわゆるプロンプトは「誰に向けて」「何のために」「どんな形式で」出してほしいかを書くだけで、返ってくる答えの質が全く変わります。この記事では、自分が営業の仕事でAIプロンプトを試しながら学んだ、伝わる指示の書き方のコツを、実際の失敗例と成功例を交えて紹介します。
なぜ指示のあいまいさが結果のあいまいさにつながるのか
AIは基本的に、こちらが与えた情報の範囲でしか答えを組み立てられません。「メールの文章を考えて」とだけ頼むと、AIは誰に送るメールなのか、どんな用件なのか、どんなトーンで書くべきなのかを勝手に推測して答えを出します。その推測が自分の意図とズレていると、当然ながら使えない答えが返ってきます。これは人間の部下に仕事を頼むときと同じで、情報が少ないほど相手の想像に頼らざるを得なくなるのと同じ理屈だと気づいてから、自分のプロンプトの書き方が大きく変わりました。
実際に試して見つけたコツ
営業の仕事では、提案書のたたき台やお客様へのフォローメールなど、文章を作る機会が多くあります。最初の頃、自分は「A社への提案書を作って」とだけ頼んでいました。返ってきたのは当たり障りのない一般論ばかりで、結局ほとんど自分で書き直すことになり、正直「これなら最初から自分で書いたほうが早い」と思ったこともあります。
失敗した指示の出し方
特に失敗したと感じたのは、業界特有の事情を伝えずに「競合と差別化した提案を作って」と頼んだときです。AIは自分の業界の競合状況を知らないので、当たり前ですが的外れな差別化ポイントを出してきました。この経験から、AIは魔法のように何でも知っているわけではなく、こちらが持っている情報を渡してはじめて力を発揮するものなんだと実感しました。
効果があった指示の出し方
そこで、次のように指示を変えてみました。「A社は製造業で、現在の課題はコスト削減と納期短縮。提案する商品はB。想定読み手は決裁権のある部長クラス。フォーマルだが堅すぎない文章で、3つの提案ポイントを箇条書きにしてほしい」というように、相手の情報・目的・読み手・形式を具体的に書くようにしたんです。すると、返ってくる提案書のたたき台が明らかに実用的になり、自分が手直しする時間もぐっと減りました。特に「箇条書きで」「300字程度で」のように、アウトプットの形式まで指定することが、思っていた以上に効果的だと感じています。
営業以外でも応用できた
この書き方に慣れてくると、社内向けの報告メールや、上司への相談文面を作るときにも同じ考え方が使えることに気づきました。「誰に」「何のために」「どんな形で」を意識するだけで、AIとのやり取りが一気にスムーズになったのは、自分にとって大きな発見でした。もっと具体的な指示の型を知りたい方向けに、実際に自分が使っているAIツールでの活用法もあわせて紹介している記事があるので、参考にしてみてください。
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まとめ
AIプロンプトのコツは、難しいテクニックというより「相手にちゃんと情報を渡す」というシンプルな意識の積み重ねです。誰に向けて、何のために、どんな形で欲しいのかを具体的に伝えるだけで、返ってくる答えの質は驚くほど変わります。まずは自分が普段書いているメールや提案書の指示を、少しだけ具体的にしてみることから始めてみてください。
プロンプトの型をメモしておくと楽になる
自分がもうひとつやってよかったと思うのは、うまくいったプロンプトの型をメモに残しておくことです。「相手の情報・目的・読み手・形式」の4つを埋めるだけの簡単なテンプレートを作っておくと、忙しいときでもゼロから考える必要がなくなります。最初のうちは毎回悩みながら指示文を組み立てていましたが、型ができてからは提案書を作る前の準備時間もぐっと短くなりました。同僚にもこの型を教えたところ「指示の出し方がよく分からなかったから助かる」と言われたことがあり、意外と多くの人が同じところでつまずいているんだなと感じています。営業の仕事はどうしても属人的なノウハウになりがちですが、プロンプトという形で言語化しておくと、チーム内で共有しやすくなるのも思わぬメリットでした。今後は自分だけでなくチーム全体で使える指示のテンプレート集を作れないか、上司にも相談してみようと考えています。小さな工夫でも積み重なれば大きな差になると信じて、これからも試行錯誤を続けていきたいです。