こんにちは、まゆです。
保険を見直していると、必ずぶつかるのが「貯蓄型」と「掛け捨て」のどちらを選ぶかという壁です。私も最初は言葉の意味すらあやふやなまま、なんとなく貯蓄型のほうがお得な気がして選んでいました。
結論から言うと、どちらが正解ということはありません。お金を貯めながら備えたいなら貯蓄型、保険料を抑えて保障そのものに絞りたいなら掛け捨てが向いています。今日は私が両方のタイプを実際に見直した経験も交えて、違いを整理してみます。
貯蓄型保険と掛け捨て保険、何が違う?

まず仕組みの違いから説明します。貯蓄型保険は、保障の機能に加えて「満期保険金」や「解約返戻金」という形でお金が戻ってくるタイプです。学資保険や終身保険の多くがこの仕組みを採用しています。
一方の掛け捨て保険は、保障期間中に万一のことがあれば保険金が支払われますが、何もなければ払い込んだ保険料は戻ってきません。定期保険や多くの医療保険がこのタイプにあたります。
この違いは、毎月の保険料にもはっきり表れます。同じ保障額でも、貯蓄機能がある分だけ貯蓄型のほうが保険料は高くなる傾向があります。
| 比較項目 | 貯蓄型保険 | 掛け捨て保険 |
|---|---|---|
| 保険料の目安 | 高め | 抑えられる |
| 満期・解約時のお金 | 戻ってくる(元本割れの場合あり) | 戻らない |
| 代表例 | 学資保険・終身保険 | 定期保険・多くの医療保険 |
| 向いている人 | 貯蓄が苦手な人・保障と貯蓄を1本化したい人 | 保険料を抑え保障に絞りたい人・自分で貯蓄や投資をしたい人 |
私が実際に両方を持ってみて感じたこと
私の家は、息子の学資保険(貯蓄型)と、自分と夫の医療保険(掛け捨て)の両方に入っています。見直しのきっかけは、家計簿をつけ始めて「保険料だけで月に3万円近く払っている」ことに気づいたことでした。
学資保険は満期でまとまったお金が戻ってくる安心感がありましたが、途中で解約すると元本割れするタイプで、正直「思ったより自由が利かないお金」だと感じました。つみたてNISAで教育資金を準備する方法も知っていれば、選択肢は違っていたかもしれません。
一方の医療保険は掛け捨てなので、保険料は手頃でしたが「何も使わなかった年はちょっと損した気分」になることもありました。ただ、保障そのものに集中してお金を払っているという納得感はあります。
今振り返ると、契約する前に「解約返戻金の推移表」をもっとよく見ておけばよかったと思っています。何年目でいくら戻るのか、元本割れする期間はどこまでなのかを事前に把握しておけば、納得したうえで契約できたはずです。
豆知識:貯蓄型保険の「予定利率」とは
貯蓄型保険を調べていると「予定利率」という言葉が出てきます。これは保険会社が契約者に約束する運用利回りの目安のようなもので、契約時の予定利率が満期まで固定されるタイプが一般的です。
低金利の時期に契約すると予定利率も低くなりやすく、思ったほどお金が増えないケースもあります。私も学資保険を契約したとき、この予定利率の意味を知らないまま「増える保険」というイメージだけで選んでしまっていました。
貯蓄型と掛け捨て、選ぶときの考え方
私なりに整理すると、貯蓄性を保険に求めるか、貯蓄と保障を分けて考えるかがポイントだと思います。貯蓄と保障を分ける場合は、保険は掛け捨てで最小限にして、浮いた分をつみたてNISAなどの投資に回すという考え方もできます。
ただし投資には元本割れのリスクがあり、必ず増える保証はありません。保険で確実に備えたい部分と、リスクを取ってでも増やしたい部分を、自分の性格に合わせて切り分けることが大切だと感じています。
よくある疑問
Q. 貯蓄型はいつ解約しても元本割れしませんか?
A. 商品や契約年数によりますが、多くの貯蓄型保険は早期に解約すると元本割れします。契約前に解約返戻金の推移表を必ず確認することをおすすめします。
Q. 掛け捨てだと損した気分になりませんか?
A. 私も最初はそう感じましたが、保険はそもそも「万一に備える保障」が本来の目的です。使わずに済んだことを前向きに捉える考え方もあります。
Q. 貯蓄型保険をやめて、つみたてNISAに切り替えるのはありですか?
A. 考え方の一つとしてはありますが、保険とNISAは目的が異なります。保険は万一のときの保障、NISAは資産形成が主な目的なので、保障が不足しないか確認したうえで検討することをおすすめします。
まとめ
貯蓄型と掛け捨て、どちらにも良さがあり、絶対的な正解はありません。貯めるのが苦手なら貯蓄型、保険料を抑えて自分で資産形成したいなら掛け捨てという視点で、まずは今入っている保険のタイプを確認してみてください。
自分だけで判断するのが不安な場合は、中立な立場のファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一つの方法です。私が実際に保険の見直し相談を利用したときのことは、こちらの記事でも紹介しています。
📖 あわせて読みたい
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。