国内株式投資

FXとは?株式投資との違いを初心者向けに解説

こんにちは、まゆです。

投資の話題を調べていると、株式投資と並んで「FX」という言葉をよく見かけます。名前は知っていても、株とどう違うのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、FXは通貨を売買して為替レートの差から損益が生まれる取引で、株式投資とは対象も仕組みも大きく違います。特にレバレッジという仕組みがあるため、リスクの大きさも変わってきます。

FXとはどんな取引なのか

FXは「外国為替証拠金取引」の略称です。証拠金と呼ばれるお金を預けて、円とドルのように2つの通貨を交換する取引を行います。

たとえば1ドル150円のときに買い、その後レートが変わったタイミングで売れば、その差額が損益になります。値上がりを狙うだけでなく、売りから入ることもできるのが株式投資との大きな違いです。

株式投資とFXの違いを整理してみた

ノートパソコンの前でスマートフォンの為替レート一覧を確認する手元

私も最初は「どちらも値動きで利益を狙うもの」くらいの認識でしたが、調べてみると仕組みがかなり異なることが分かりました。

項目 株式投資 FX
取引の対象 企業の株式 通貨(円・ドル・ユーロなど)
取引できる時間 証券取引所の取引時間内(平日の日中が中心) 平日はほぼ24時間
レバレッジ 現物取引では基本的になし 国内では個人は最大25倍まで
利益の源泉 値上がり益・配当金・株主優待 為替差益・スワップポイント
売りから入れるか 現物取引では不可 可能

レバレッジという仕組みが一番の違い

FXを調べていて一番驚いたのが、レバレッジの存在でした。預けた証拠金より大きな金額の取引ができる仕組みで、国内の個人取引では最大25倍までと定められています。

少ない資金で大きな取引ができるのは魅力に見えますが、損失も同じ倍率で膨らみます。相場が想定と逆に動けば、預けた証拠金を大きく超える損失が出る可能性もある点は必ず知っておきたいところです。

私はつみたてNISAでコツコツ積み立てるスタイルなので、この値動きの速さは正直こわいと感じました。ただ、仕組みを知らないまま「危ないもの」と決めつけるのも違うと思い、調べてみた次第です。

ロスカットという安全装置を知っておく

レバレッジと必ずセットで語られるのが「ロスカット」です。損失が一定の水準まで膨らんだとき、取引会社が強制的にポジションを決済する仕組みを指します。

これは損失がどこまでも広がることを防ぐための仕組みですが、逆に言えば「自分の意思とは関係なく決済される」ということでもあります。

また、相場が急激に動いた場面ではロスカットが間に合わず、預けた証拠金を超える損失が生じる可能性もあります。この点は取引を始める前に必ず理解しておきたい部分です。

FXでよく出てくる用語を整理してみた

調べ始めたとき、聞き慣れない言葉が多くて何度も手が止まりました。同じところでつまずく方のために、基本的な用語をまとめておきます。

用語 意味
証拠金 取引をするために取引会社に預けるお金
スプレッド 買う価格と売る価格の差。実質的な取引コストにあたる
pips(ピップス) 為替レートの最小単位を表す言葉。値動きの幅を示すときに使う
ロット 取引する数量の単位。会社によって1ロットの通貨量が異なる
証拠金維持率 預けた証拠金に対して、必要な証拠金がどのくらいの割合かを示す数字

この中でも証拠金維持率は、ロスカットの判定に使われる大切な数字です。数字が下がるほど強制決済に近づくと考えておくと分かりやすいと思います。

スワップポイントとは何か

FXには為替差益のほかに、スワップポイントという損益があります。2つの通貨の金利差から生まれるもので、保有しているだけで受け取れる場合があります。

ただし、通貨の組み合わせや取引の方向によっては逆に支払いが発生します。金利は各国の政策によって変わるため、受け取れる金額が将来も続くとは限りません。

よくある疑問

Q. FXは少額から始められる?
取引会社によって最低取引単位が異なり、1,000通貨単位など小さな単位から扱える会社もあります。ただし、少額でもレバレッジをかければリスクは大きくなります。

Q. FXは平日いつでも取引できる?
世界のどこかの市場が開いているため、平日はほぼ24時間取引できます。日中に時間が取れない人でも取引しやすいと言われる理由のひとつです。

Q. 初心者はまず何を知るべき?
レバレッジの仕組みと、証拠金が一定水準を下回ると強制的に決済されるロスカットの仕組みは、取引を始める前に必ず理解しておきたい部分です。

Q. FXの利益にも税金はかかる?
国内の取引会社を通じたFXの利益は申告分離課税の対象で、原則として確定申告が必要です。株式の特定口座のような源泉徴収の仕組みとは扱いが異なります。

Q. NISA口座でFXはできる?
NISAの対象は株式や投資信託などで、FXは対象外です。積立でコツコツ資産形成をしたい場合は、まずNISA制度を調べてみるのもひとつの方法です。

まとめ

FXは通貨を売買する取引で、株式投資とは対象・取引時間・レバレッジの有無など多くの点で違いがあります。

売りからも入れる、平日はほぼ24時間取引できるといった特徴がある一方で、レバレッジによって損失が大きくなる可能性もある取引です。仕組みを理解したうえで、自分に合うかどうかを判断してみてください。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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