NISA・iDeCo・つみたて投資

旧NISAから新NISAへのロールオーバーは必要?経過措置を調べてみた話

こんにちは、まゆです。

今日は「旧NISAの商品、新NISAにロールオーバーしなきゃいけないの?」という、私自身がつい最近まで勘違いしていた話をします。

結論、ロールオーバーの手続きは基本的に不要です

青い豚の貯金箱に硬貨を入れようとする手

先に結論から言うと、旧NISA(2023年までの一般NISA・つみたてNISA)で買った商品を、新NISAに移す手続きは必要ありません。

新NISAは旧NISAとは完全に別枠の制度として設計されているので、何もしなくても旧NISA口座はそのまま残り続けます。

なぜ手続きが不要なのか

理由はシンプルで、新NISAの非課税投資枠(年間360万円)は、旧NISAの残高とは一切関係なくゼロからカウントされるからです。

以前の一般NISAには「ロールオーバー」という、非課税期間が終わる商品を翌年の枠に引き継ぐ制度がありました。でも新NISA開始後は、旧NISAから新NISAへのロールオーバー自体ができない仕組みに変わっています。

つまり旧NISAの商品は旧NISAの非課税期間が終わるまでそのまま置いておき、終わったら自動的に課税口座(特定口座など)に移される、という流れになります。

私が実際に確認してみた話

恥ずかしい話ですが、私は2022年に一般NISAで買った投資信託があり、「あと1年で非課税期間が終わる、どこかに移さないと税金がかかるのでは」と焦って証券会社に問い合わせたことがあります。

結果は「何もしなくて大丈夫です、期間が終わったら自動で課税口座に移ります」という拍子抜けするような回答でした。

ただし、課税口座に移ったあとに売却すると、その時点の値上がり分には通常どおり税金がかかります。非課税期間中に売るか、期間終了を待つかは自分で判断する必要があると感じました。

「気づいたら勝手に課税されていた」とならないよう、自分の旧NISA商品がいつ非課税期間を終えるのか、証券会社のサイトで一度確認しておくと安心ですよ。

夫にも同じ確認をお願いしたところ、夫の方は一般NISAではなくつみたてNISAだったため、非課税期間が20年とまだまだ先の話だと分かり、二人でひと安心しました。

家族で投資をしている場合、それぞれの非課税期間がいつ終わるのか、一度まとめて確認しておくと、後から慌てずに済むと感じています。

旧NISAと新NISAの非課税期間の違い

制度 非課税期間 期間終了後の扱い
一般NISA(旧) 投資した年から最大5年間 自動的に課税口座へ移管(ロールオーバー不可)
つみたてNISA(旧) 投資した年から最大20年間 自動的に課税口座へ移管
新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠) 無期限 保有し続ける限り非課税

こうして並べてみると、新NISAの「非課税期間が無期限」という特徴が、旧制度に比べてどれだけありがたいかがよく分かります。

旧NISAの枠と新NISAの枠は別々に管理される

もう一つ私が勘違いしていたのが、旧NISAの非課税投資枠と新NISAの非課税投資枠(生涯で1,800万円)は、完全に別のものとして管理されるという点です。

つまり旧NISAで非課税枠を使い切っていたとしても、新NISAの生涯投資枠にはまったく影響しません。制度が切り替わったタイミングでリセットされた、というイメージで理解すると分かりやすいと感じました。

ただし、旧NISAの商品が課税口座に移った後にどう扱うかは、新NISAの枠とは別に考える必要があります。「もう関係ない」と油断せず、両方の状況を把握しておくことが大切だと思います。

よくある疑問

Q. 旧NISAの商品を売って新NISAで買い直すことはできる?

A. できます。旧NISAの商品を売却し、そのお金で新NISAの枠内で改めて買い直すという方法です。ただし新NISAの年間投資枠を使うことになるので、枠の使いすぎには注意してください。

Q. 旧NISAの非課税期間が終わる前に売った方がいい?

A. 一概には言えません。期間終了まで非課税で保有できるメリットと、将来の値動きの不確実性を踏まえて、ご自身の方針で判断することになります。

Q. 旧NISAの残高はどこで確認できる?

A. 利用している証券会社や銀行のウェブサイト・取引画面で、旧NISA口座の残高や非課税期間の終了予定日を確認できることが多いです。分からない場合はコールセンターに問い合わせるのが確実です。

まとめ

旧NISAから新NISAへのロールオーバーは不要で、旧NISAの商品は非課税期間が終わるまでそのまま持ち続け、終了後は自動的に課税口座に移される、というのが今回調べて分かったことでした。

「何か手続きをしないと損するかも」という不安は、制度を正しく知ることで消えていくんだなと実感しました。気になる方は、ご自身が利用している証券会社で非課税期間の終了時期を確認してみてください。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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