投資信託・ロボアドバイザー

投資信託の「繰上償還」とは?運用が終了してしまうリスクを調べてみた話

こんにちは、まゆです。投資信託を選ぶときに「純資産総額が少ない」というコメントをネットで見かけて、それが何か困ることなのか気になって調べたら「繰上償還」という言葉にたどり着きました。

結論、投資信託は運用期間の途中で終了してしまうことがあります

繰上償還とは、本来予定していた運用期間よりも早く、投資信託の運用そのものが終わってしまうことです。純資産総額が一定水準を下回るなど、運用会社が定めた条件に該当すると起こります。

繰上償還になると、保有している投資信託は強制的に解約され、その時点の基準価額で現金が払い戻されます。自分の意思で売却タイミングを選べないという点が、通常の売却とは違うところです。

なぜこうした仕組みがあるのか

投資信託は多くの人からお金を集めて運用する仕組みです。純資産総額が小さくなりすぎると、運用の効率が悪くなったり、運用コストの負担が相対的に重くなったりします。

投資信託の「繰上償還」とは?運用が終了してしまうリスクをに関連するイメージ写真

私がこの仕組みを知ったとき、正直「自分が選んだタイミングじゃないのに終わらされるなんて」と少し怖さを感じました。ただ調べてみると、繰上償還自体は元本がゼロになるような仕組みではなく、あくまで「その時点の価値で払い戻される」ということだとわかり、少し安心しました。

とはいえ、払い戻されるタイミングで相場が下がっていれば、評価額が目減りした状態で現金化されることになります。長期で持ち続けるつもりだった人にとっては、計画が崩れてしまう可能性があるリスクです。

我が家で気をつけていること

私は投資信託を選ぶとき、目論見書や交付運用報告書で純資産総額の推移をざっと確認するようにしています。極端に小さい、もしくは減り続けているファンドは避ける、というくらいのシンプルな基準です。

また、繰上償還は事前に一定期間の告知があるのが一般的です。保有している投資信託について運用会社からお知らせが届いたときは、内容をきちんと読むことを習慣にしています。

項目 通常の売却 繰上償還
タイミング 自分で自由に選べる 運用会社が決める
事前の案内 不要 一定期間前に告知される
価格 売却時の基準価額 償還時の基準価額

私が純資産総額をチェックするようになった理由

以前、気になるテーマのファンドを見つけて「面白そう」という理由だけで候補に入れたことがありました。あとで純資産総額を調べたら、かなり小さい規模で、繰上償還のリスクがあることを知って候補から外しました。

純資産総額は、証券会社のサイトやファンドの月次レポートで確認できます。最初は数字を見てもピンときませんでしたが、同じカテゴリーの他のファンドと比較すると規模感がつかめるようになってきました。

今では新しいファンドを検討するとき、純資産総額の推移(増えているか減っているか)もあわせて見るようにしています。地味な作業ですが、長期で持ち続けたいからこそ欠かせないチェックだと感じています。

よくある疑問

Q. 繰上償還になったらお金は戻ってこないの?
その時点の基準価額に応じた金額は払い戻されます。ただし相場次第では投資した金額を下回る可能性もあるため、元本保証ではない点に注意が必要です。

Q. NISA口座の投資信託でも起こる?
はい、起こり得ます。繰上償還によって非課税枠を使った投資が途中終了することになるため、再投資する場合はあらためて非課税枠を使う形になります。

Q. 避けるためにできることは?
純資産総額の規模や推移を定期的にチェックすることが一つの目安になります。極端に小さいファンドを選ばない、という考え方も有効です。

Q. 繰上償還の連絡はいつ来る?
一般的には実施の数か月前から、運用会社や証券会社を通じて案内が届くとされています。届いた案内は必ず目を通し、払い戻し時期を確認しておくことが大切です。

Q. インデックスファンドでも繰上償還はある?
人気の高い大型インデックスファンドでは起こりにくい傾向がありますが、ゼロとは言い切れません。規模の小さいニッチなテーマ型ファンドほど注意しておきたいところです。

運用報告書が届いたときの私の習慣

保有している投資信託から運用報告書が届くと、以前は封も開けずに放置していました。今は最低限、純資産総額の推移とコメント欄にざっと目を通す習慣をつけています。

難しい専門用語が並んでいて最初は読むのが億劫でしたが、繰上償還のリスクを知ってからは「ここだけは見ておこう」というポイントが定まり、負担に感じなくなりました。

完璧に理解しようとせず、自分なりのチェックポイントを決めておくくらいが、長く続けるコツなのかもしれないと感じています。

まとめ

投資信託は「自分がやめたいときにやめる」だけでなく、「運用会社の判断で終わる」こともあると知り、選ぶときの視点が一つ増えました。純資産総額を確認する習慣、地味ですが大事だと感じています。

投資信託の基準価額の見方は投資信託の基準価額とは?見方を初心者向けに解説でも紹介しています。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と責任において行ってください。

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